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2019/01/24   悪者ではない胃下垂


胃下垂悪者ではないようです。胸焼けは自律神経が関係している可能性が高いそうです。

 胃下垂には、胃の働きが弱い、太りにくいといったイメージがあります。
しかし、兵庫医科大学内科の三輪洋人教授は「最近、胃下垂が胃の機能に影響を及ぼすことはなく、
胸焼けや胃もたれなどの不調には、むしろ自律神経の変調が関係していることが分かってきました」
と話しています。

 ▽胃の位置は無関係
 胃下垂とは、胃が正常な位置よりも下がっている状態をいう。内臓脂肪が少ない人に起こりやすい。
従来は胃の位置が胃の機能低下の原因で、胸焼けなどを引き起こすと考えられてきた。

その胸焼け、胃下垂が原因ではありません。
 しかし、三輪教授は「胃下垂の状態であっても、胃が食べた物をためる量、胃に入ってから排出される
までの時間などは、一般的な位置にある胃と変わりはありません。
消化能力も衰えることはなく、胃もたれしやすくなることもありません」と説明する。
胃下垂だから痩せているのではなく、痩せていて内臓脂肪が少ないため、重力で胃が垂れ下がって
胃下垂になりやすいということだ。

 これまでは胃下垂の人が胸焼けや消化不良、胃痛などを起こすと、「胃下垂が原因の胃アトニー
(働きが弱った状態)」と診断されてきたが、胃下垂と胃の症状には関係がないことから、現在では
「胃アトニー」という呼び方はされなくなってきているという。

 ▽生活習慣の見直しを
 「胃下垂に限りませんが、胃痛などの症状は、胃の機能をつかさどる自律神経の影響によるものが
多い」と三輪主任は指摘する。
例えば、残業が続く、就寝時間が遅いなど、ストレスや不規則な生活習慣で自律神経の変調を起こし
やすくなる。
そうすると、がんや潰瘍などがなくても胃の機能が低下したり、痛みが生じたりする。

 胃に病変がない場合では、生活習慣の改善やストレスの解消が重要だ。
胃の機能を改善する薬を飲むことで症状が治まることも多い。
 三輪教授は「胃下垂そのものは心配ありません。
胃痛や胃もたれなどを頻繁に起こす場合には、ストレスや不規則な生活などがないか自分の生活を
見直してみることが大切です」と話している。

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