閉院する20日が迫ってまいりました。
そんな大したことをしてきたつもりは無いのですが、多数の患者さんからありがたいお言葉をいただき
職員共々感謝いたしております。
以前頻繁に飲みに出かけた皮膚科の大先生が『そんな大したこともしていないのに患者さんから感謝
されるなんて』という言葉をかけられたことがあります。
その時は、何をおっしゃっているのか正直ピント来なかったのですが、自分としては当たり前のことを
しているだけなのに、こんなに暖かい言葉をかけていただけて嬉しく思います。
大先生の言葉が身に染みます。
その先生と一緒に飲みに行った今は亡き内科の先生の事を書きたいと思います。
灰〇先生というお名前です。学識が深く、穏やかな性格の先生でした。
心のそこから尊敬できる先生でした。
若くして癌を病みました。そこで、先生はご自分の事を見直しました。
その一環として油絵を一から始めました。数年後に県立美術館で個展を開きました。
最初は病室からみた風景や山の絵でした。
正直蚯蚓が這ったようナお世辞にも上手戸は言えない絵でした。その絵を正直に架ける所が素晴らしい
美点です。どんどん自分を高めていき、素晴らしい作品をお書きにまりました。
最後の方は自画像を描いておられました。
『どうして自画像なのですか?』tお聞きしたら『モデル代がいらないですから』と笑っておられました。
今思うとそれだけではなかったと感じます。

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。
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