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院長のひとりごと 2

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2023/05/31 医者ともあろうものが。


昔、見川鯛山という先生がおいでました。
生涯を在野の先生として過ごされたのですが、『医者ともあろうものが』に代表されるエッセイを書かれ
ました。
私が医者になったばかりの時代には、製薬会社が送ってくれる雑誌が何冊もあり、その中に連載されて
おり、読むのを楽しみにしていました。

今回、調べてみたらあの森繫久彌さんが主演で映画化もされているようです。

GW過ぎてから、コロナが(なんとなく?)五類に移行されました。
昨年の暑い夏に汗をかきながら、また、冬の寒風の中震えながら防護服を着て、検査を行ってきました。
いきなり五類だと言われても頭がついて行かず、連休明けも防護服を着て屋外で検査していました。

道行く人の奇異なものを見るような視線を感じ『俺って、何しているんだろう』と思ってしまいました。
以来、防護服を着るのをやめる事にしました。

しかしながら、ほんの少し前に、NYでコロナ感染に夜死者が爆発的に増え、死者を冷凍車に保管したり、
公園に埋めていたのを私は忘れません。
コロナ感染の初期に、イギリスの一般医が三か月間も閉院し仕事を放棄していたのを忘れません。

米国では、感染爆発初期に都市を逃げ出し、ワイオミングなどの山に避難する人が続出しました。
また、郵便物から感染する事を恐れ、2、3日天日干ししてから開封していたようです。

日本でも、スパーなどで買い物をする際に「ゴム手袋」をして、自分で袋詰めをする方がおいでました。
今は、出入りする際の消毒液も置いてないお店が多くなりました。

日本人の長所兼短所の『すぐ忘れちゃう』、『無かったことにする』に、私は流されないようにしようと考えて
います。

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院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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