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院長のひとりごと 2

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2019/08/06 ペットについておもうこと。



今月の7日で我が家の愛犬リボンが満16歳を迎えます。

あっという間の16年でした。
先に亡くなったレットとの別れがあまりに辛く、あの時の私の心の中の何割かは消えて
無くなってしまったと感じています。

リボンもいつまでも元気でいてくれると良いのですが、いつか来るだろう別れが怖かった
のですが、ある文章を読んで、少し気持ちが前向きになれたような気がします。

年老いたペットと暮らす方々へ送ります。


介護に後悔はつきもの! 試行錯誤を繰り返しながら、前向きにお世話を楽しんで!
介護というと、愛しいわが子の老いに直面し、つらく悲しいものだと思いがちですが、
決してつらいことばかりではありません。

若い頃はヤンチャだった性格も、高齢になると穏やかになる場合が多く、その優しい顔も、
安心した寝顔も、そのすべてが愛しく、お世話が大変になればなるほど、飼い主は必要と
される幸せを実感します。
試行錯誤を繰り返しながら、スムーズにお世話ができるようになった時の喜びもひとしおです。

介護とは、これまで私たち飼い主をたくさん癒して楽しませてくれた、ワンちゃんたちへの
「恩返しをする時間」だと思うのです。

老犬の介護をしていると、明日、1週間後、1か月後、半年後はどんな状況になっているだろう……
と、先の不安を抱えながらつい悲観してしまいますが、ワンちゃんたちはそんな心配はして
おらず「今」を生きています。

もちろん日々のお世話は大変なこともたくさんあるかもしれませんが、飼い主さんがいつも
笑顔でいてくれたら、ワンちゃんたちはきっと安心して毎日を過ごせるはずです。

介護が必要な時がきたら、介護ができる幸せをかみしめながら、そのかけがえのない時間を
大切にワンちゃんと過ごしてくださいね。

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1256285 25:756 aki   21

院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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