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院長のひとりごと 2

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2018/12/17 自分の父親について(真に優れた耳鼻科医) その2



その頃の大学医学部の医局は、今の時代と違っていました。

各診療科に教授、助教授を筆頭に医師だけでなく、婦長と看護師、レントゲン技師が
付属したいわば独立連隊として機能していました。

教授と助教授は、今のような従属関係ではなく、緊張関係にありました。
教授に一朝事ある時、教授に代わって医局や入院中の患者さん、学生の教育を引き
受ける力が無ければ助教授は務まりませんでした。

私が父から直接聞いた話です。
臨床の事で判らない事があると、教授がいなくなると医局員が助教授である父の部屋に
お伺いを立てにやって来たそうです。
ただ、その事を教授の御注進に及ぶ人がいたそうで、こういった人間関係は今昔を問わ
ないようですね。

続く

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1256285 25:756 aki   21

院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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