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院長のひとりごと

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2019/04/10 『殿様の通信簿』を読んで。



少しまとまった時間があったので、『殿様の通信簿』という本をを読んで見ました。
戦国時代から江戸時代の大名を何人か取り上げた本です。
テレビでよく見かける「磯田道史」さんが書いた文庫本です。

テレビに頻繁に出る大学教授や医師は、あまり信用しない事にしているのですが、
この本はしっかりとした歴史観に裏打ちされていて、また、著者が資料を丹念に
精査している姿勢が見えて好感が持てました。

中で印象に残った言葉を少し。

『振り返れば、ひと昔前までの、この国の人々の暮らしは、まことに、つつましいもので
あった。わずかな飯を丁寧に焚き、さほど物を費やすことなく、暮らしていた。わずか六十
年程前の暮らしに比べ、我々の暮らしはあまりにも急速に変化した。戦後直後の窮乏に
比べれば、現代の我々は、殿様のような生活になったのかも知れない。しかし、江戸時代の
殿様も、多くはそうであったが、人は暮らしぶりが変わり、責任のあるついたからといって、
その立場を自覚するとは限らない。』

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1256285 25:756 aki   21

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