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院長のひとりごと

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2018/09/17  病院勤務時代にお会いした喉頭癌の患者さん。   その1  



私が大学を卒業し、耳鼻咽喉科の医局に入局し患者さんの診察に携わる様になった
昭和55年頃(随分、昔になってしまいました)は、喫煙に寛容な時代でした。

耳鼻咽喉科医を目指すなら煙草を止めねばならないと覚悟して臨んだのですが、出会った
のは、煙草の煙がモウモウとたなびく外来でした。

今の時代からは信じられない事ですが、外来で煙草を燻らせながら患者さんの問診を
していたら、患者さんがおもむろに胸元から煙草を取り出し火をつけた、という実際にあった
笑い話があるくらいでした。

患者さんも、長年の喫煙で進行した喉頭癌で来院される方が多く、喉頭全摘術を行わざるを
得ない方が沢山おいでました。

そういった患者さんは頸部にも転移しているので、創部が安定して来ると病院の地下にある
放射線照射室で、頸部に放射線照射を受ける事になります。

続く。

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1256285 25:756 aki   21

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ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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