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院長のひとりごと

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2018/08/30  蝉は地中にいた時の方が幸せなのではないでしょうか?  



狂おしいほどの猛烈な暑い夏もようやく終わりを告げようとしています。

ミンミンゼミ、クマゼミから始まり、あれだけ元気に鳴いていた油蝉も地べたに死骸を
散見するようになり、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきます。

毎年思うのですが、蝉は土中で数年から長いもので十年以上過ごします。
そして、どうやって知るのか判りませんが夏がやって来ると地上めがけて動き出し
やはりどうして感知するのか判りませんが、自分が羽化出来るしっかりした枝と、羽化
に十分な空間が確保できる場所を選んで成虫になり飛び立ちます。

私には、蝉の鳴き声は『夏を謳歌している』というよりは『悲鳴を上げている』ように
聴こえます。

まるで「泣きながら生まれてくる胎児」のように。

以前、いた場所の方が幸せなのではないかと思うのです。

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1256285 25:756 aki   21

院長のひとりごと

ここでは私が日々体験したことや感じたことなど、診療に関係する以外のことも書いています。
不定期ですが、随時更新していきますのでよろしくお願いします。

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